20240803不耕起区サトイモ区画の除草・土寄せ(MOA大下穣)

(参加者への説明の前に)今、サトイモ区画の畝間を耕うん機で2〜3センチ削るようなイメージで走りました。走行した真ん中に尾輪(びりん)というタイヤがついており、そのタイヤ跡がなんとなくついているのがわかると思います。その境目からそれぞれの方向に三角鍬で土を寄せていただきたいのですが、その時土は株元に寄せてあげてください。削った草は土の中で堆肥にして戻すようなイメージでこのままにしたいと思います。

サトイモの根っこが今、横にどんどん広がってきており、あまり深く土寄せをして根が切られると栄養をとる場所が切られてしまい、これだけ暑い中でもあり控えた方が良いと思います。

そして株元にまだ一部草が残っているので、できるだけ抜かずに鎌を使い、地際(じぎわ)で刈り取ってください。

理想的には、もう半月くらい早くこの作業をして、今回が2回目だったらサトイモとしては喜んでいたかなと思うのですが、実習のスケジュールの都合もあり、今日は「こういう管理がある」ということを体験していただけたらと思います。

土寄せ作業を3回から4回やる方もいますが、根の状態に合わせて早め早めに何回もやると、より大きな芋ができやすくなります。


20240803第5回実習を開催しました
20240803不耕起区サトイモ区画の除草・土寄せ
20240803圃場の様子
20240803実習後の講評