20240803第5回実習を開催しました

「自然農法 不耕起栽培 有機栽培を学びながら、実践で試す」を目標とするあだたら食農schoolfarmの第5回実習が8月3日、本校実習農場で開催され、今年度初となる収穫作業およびサトイモ区の除草、土寄せを行いました。参加者はスタッフを含め約15名。

この日収穫した作物は、不耕起区のキュウリ・トマト、耕起区のスイカ・メロン・トウモロコシ。

学舎に隣接したトレーラーハウスの直売所にこれら採れたての野菜を並べると、道を通りかかったお客さんたちが「何を売っているのですか」と集まり始めました。今回の収穫量は少なめでしたが、これからお盆にかけて直売所での販売に向け、収穫作業は一層忙しくなる見込みです。

実習後の講評において不耕起区担当のMOA大下稔さんは、参加者からの「間引くのがとてももったいない」との発言について、「間引きません。大きくなった順に収穫するという感じで、例えば大根の場合、大根菜のような形で出荷できます。大量出荷するのではなく地産地消的な感じでやる分には全く問題は無いでしょう」とし、また今後の方針について「次回8月31日はアブラナ科の播種を予定しており、大根は共生栽培として草のあるところに撒いてみたい」と語りました。


20240803第5回実習を開催しました
20240803不耕起区サトイモ区画の除草・土寄せ
20240803圃場の様子
20240803実習後の講評